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内部留保は、余ったお金と必ずしもイコールではない

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こんにちは、
不動産でセミリタイヤ 横田紳一です。

 


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日本の税制が、大企業と高額所得者を優遇し

税率を引き下げ、その代わり、消費税率を上げ

上げる度に景気が悪くなるという

アホなことをやっていることは前回の編集後記に書きました。



私は大企業で長く働いていて

長く経理財務部門でしたが

労働組合員だった時に

ボーナスをめぐる労使交渉のやり方に文句を言ったことがあります。



労組は、経常利益をベースにした交渉をしていて

執行委員長が

「前年度に比べて減っているので、ボーナス減額を受け入れざるを得ない」

とか言っていたのですが

「ちょっと待ってください。今年になって法人税率が引き下げられていて

可処分所得である当期利益は微増してますよ。

これでボーナス減額はおかしいでしょう」

と意見してやりました。



組合の執行部には税の専門家はいないので

突っ込むこともせずボーナス減額と相成りました。



法人税率引き下げは

「日本の実効税率が諸外国に比べて高いせいで

外国企業の日本への投資が進まないことを是正するため」


と、言われていましたが

本当は経団連等の大企業にいい顔をしただけです。



こういうこともあって

大企業は儲けたお金を従業員とかの人件費に反映させず

社内留保ばかり増やしてきたこと。



それにより

直近30年の日本人の平均所得が全く増えずに横ばい。

所得は増えないのに円高等で物価だけ上がっている訳ですから

そりゃあ庶民の生活は苦しいはずです。



そういうことを是正するために

留保金課税の導入をするべきと主張する人が増えてきています。



私も実は、留保金課税をしないといけないんだろうなと思っていたのですが

よく考えると、これって難しいと思います。



内部留保というと、余っているお金のことに一見思えるじゃないですか?

余っているお金なら、ドンドン使ってもらうことを動機付ける制度をやれば

それでいいのですが

単純に余っているお金かと言うとそうでもないです。

中には簿外にお金が余っているような感覚のような素人の方も居るみたいです。



例えば

剰余金がいっぱいあるので

それを設備投資に使いました。



この場合

お金をドンと使ったのに、剰余金は減りません。

設備は減価償却という形で徐々に剰余金を減らす効果が出るので

設備投資した時点では、剰余金の減少は何もないです。



他に

内部留保が結構あるので

借入金の返済に充てる場合もあるでしょう。

この場合も剰余金は減りません。



なので

内部留保は、余ったお金とは必ずしもイコールではないです。



結局、今の日本の経済の問題を解決するためには

給与を増やさせる仕組みが必要です。



そのためには

「人件費の増加額に対して所得控除や税額控除などのメリットを与える仕組み」

が必要だと思います。



あと

都道府県民税で事業税というのがあり

その中に、資本金1億円超の法人については

「外形標準課税」

というのがあり

その計算の中に、給料の額が事業税の計算根拠となっているものがあり

これがある以上、人件費が増えれば増えるほど事業税は増えるので

時代の要請と逆行するものだと言えます。



これを触る必要もあると思います。



◆編集後記◆




フィギュアスケートのGPシリーズも

既に2戦が終わりました。



羽生選手の引退もあって

ファンは大分減ると思っていたら

羽生選手に負けない人気を誇った宇野選手が

本田真凛選手と交際を発表して更に客が減って

北京五輪で戯の鍵山選手が負傷で今シーズン出場を見送ることになり

フィギュア人気はカスカスになってますね。



4回転アクセルに挑むマリニン選手くらいしか

見どころがありません。



個人的には、ロシアの女子選手が出れないのは

GPシリーズが2軍の試合みたいで面白くないですね。



戦争が終わって、ロシアもドーピングを一切やめて

マジで世界最高峰の戦いを観たいです。

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